水
01
9月
2010
枕崎の中原水産にて、インターンをしてきました
こんにちは。プロジェクト運営チームの小暮祐一です。
今回は、モニターツアー後の8/23-27にかけて、個人的に体験してきた
枕崎の中原水産でのインターンについて、皆さんにご紹介したいと思います。
中原水産は、さつま・すんくじらプロジェクトでもご協力いただいており、
ツアー3日目には、枕崎漁港での水揚げや鰹節工場の見学、
だしブラインド・テイスト などの企画も行われました。
今回、私がインターンをすることになった現場は、
すり身や干物の加工の工場でした。
中原水産には、バライエティに富んだ人々が集まっており、
フランスからの留学生の バルとクレモン、そして中国から研修で3年間、
中原水産で働いている中国の女の子と ともに毎日汗を流して働きました。
今までは中原水産の商品を食べるだけでしたが、4tものムロアジのすり身の加工や、
鰹の腹皮、鯵の干物、かりっこなどの商品の生産の現場に自ら携わることで、
商品に対する愛着が湧きました。
とくに、鹿児島空港にて、お土産屋に並んでいるさつま揚げのほとんどが
中原水産のすり身を使っているとのお話を聞いたときなどは、感動ものでした。
また、工場での労働だけでなく、商品が実際にどのように広まっていくのかを
見るために、「南薩摩特産品コンクール」に同行させていただきました。
今回の目玉は「紅かつお茶漬け」でした。
これは、「かつおの旨煮」に今給黎鰹節店の「かつおみそ」、枕崎紅茶研究会の
「べにひかり」という3つを組み合わせたものです。
なかでも、お茶ではなく紅茶を用いているのが特徴で、とても斬新的な商品です。
<補足>
実は枕崎は、日本で最初に紅茶の栽培に成功した紅茶発祥の地です。
しかし、その後、紅茶輸入自由化の波にもまれ、紅茶の産地から、
緑茶の産地として変わってきました。
そのような中で、「べにひかり」は枕崎の幻の紅茶と言われるほど希少な品種で、
枕崎の紅茶研究会が情熱を持って、復活させた品種です。
今回の品評会では、残念ながら受賞できませんでしたが、枕崎の食材にこだわり、
ストーリー性も溢れ、新奇性のある「紅かつお茶漬け」はヒット間違いなしです!!
このように、インターンシップを通じて、生産から商品の流通に至るまで
様々な体験をさせていただきました。
一次産業の現場は「きつい」というイメージがつきがちですが、
自ら体感してみて思うことは、たしかに肉体的な負担は大きいかもしれないが、
その分、やりがいも大きく、工場で働く人々は皆、自分の仕事に信念をもって、
常に先を見据えて行動していると感じました。
日本の「食」の根幹を支える一次産業こそ、もっと評価され、重視されるべきでは
ないかと改めて思いました。
鹿児島県南さつま周辺地域の活性化プロジェクトとして、今後も
南さつま市だけでなく、枕崎なども巻込んで互いにその魅力を高め合う形で
よりよい関係を築いていけるよう、力を尽くしていきたいという気持ちが
より一層強まるそんな一週間でした。



